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「DFTジョイント用ウイープホール」「ウイープホール押さえ金具」
2024年2月1日
水路内との水頭差によって引き起こされる揚圧力（浮力）によって水路構造物のひび割れ・亀裂や浮上等が懸念される。
その対策として、側壁や底盤にウィープホールを設置して浸透水や地下水を用水路内に放出することで、過剰な地下水圧を緩和させ、浮上を防止できる。しかし、経年劣化などにより水路内に設置されたウィープホールに草や土砂が溜まり、ウィープホールが機能低下し、地下水が排水されず、浮上等の被害が懸念される。また、ジョイント部の破損箇所などに水が回り漏水などの原因にもなっている。
DFTジョイント設置箇所においても、地下水が集まりDFTジョイントが膨れ上がった事例が多数あるため、DFTジョイントに直接設置する専用の「DFTジョイント用ウイープホール」を開発した。
更に、用水路に水がある場合、水頭差で排水できず、ゴムの膨れ上がりが治まらず、ウイープホールからの排水機能が低下した。このため、「ウイープホール押さえ金具」を今回開発し、DFTジョイントの膨れ上がりを防止し、用水路に水があっても良好にウイープホールからの排水を確保できるこを試験施工で確認した。
「DFTジョイント用ウイープホール」「ウイープホール押さえ金具」
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